公開:2019.09.21 11:50:00 更新:2019.09.21 12:20:40 日記

リチャード・ストールマン氏がMITとFSFから辞任

GNUの創始者である計算機科学者のリチャード・ストールマン氏が9月16日、フリーソフトウェア財団 (FSF) の代表を離任しました。
CNETなど国内外の多くのメディアで報じられています。
記事:リチャード・ストールマン氏がフリーソフトウェア財団とMITの役職辞任--疑惑の投資家関連コメント巡り | CNET Japan 2019.09.17

CNETの記事はVICEというサイトの下の記事を元にしています。
Famed Computer Scientist Richard Stallman Described Epstein Victims As 'Entirely Willing' | VICE 2019.09.14

FSFのサイトでもこの件について報告がされています。
Richard M. Stallman resigns | FREE SOFTWARE FOUNDATION

On September 16, 2019, Richard M. Stallman, founder and president of the Free Software Foundation, resigned as president and from its board of directors.
 
The board will be conducting a search for a new president, beginning immediately. Further details of the search will be published on fsf.org.

FSFのサイトではストールマン氏が離任するという事実とその日付のみが記述されています。

リチャード・ストールマン氏の個人ブログ2019年9月16日の記事よりにはマサチューセッツ工科大学 (MIT) からも辞職することとその理由が書かれています。
記事

16 September 2019 (Resignation)
 
To the MIT community,
 
I am resigning effective immediately from my position in CSAIL at MIT. I am doing this due to pressure on MIT and me over a series of misunderstandings and mischaracterizations.
 
Richard Stallman

上記の記事ではリチャード・ストールマン氏は自身の発言を巡っての誤解などによる重圧のため離任を決定したとあります。

私としてはストールマン氏がMITでどのような仕事をしていたのかよく知りませんので別にどうでも良いのですが、FSFまで離任となるとフリーソフトウェア信奉者 (半端者ではありますが) としては穏やかではありません。

VICEのMotherboardで公開されたメールをチラ見しましたが、ストールマンが主張しているのはMITのマーヴィン・ミンスキー教授への擁護で、Guiffreという少女がエプスタインに命令され、教授と関係を持つことを強制されたが、教授自身は彼女は自発的だと信じ込んでおり、単に年齢的にアウトだっただけであるため、道徳的な非難には当たらない。ということのようです。つまりこれはハニートラップだと言っているのでしょう。そしてそれがエプスタインへの擁護であると誤解されたため憤慨してしまったということのようです。

私としてはストールマン自身による悪事は何もなかったと分かりその点は安心しましたが、辞める必要がどこにあったのかは不明です。
実は辞めたい理由は他にもあって色々積もり積もった結果なのではないかという気もしますね。